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夜、部屋が散らかるのはだいたい3か所

夜の部屋は、全体が均一に散らかるわけではありません。 散らかる場所は3か所に絞れて、それぞれ置かれるものの種類が違います。 種類が違うので、片付け方も3通りに分かれます。

この記事について

何を書いた記事か
夜ノートが提案する段取りです。効果を測定したものではありません。 合う人と合わない人がいます。
扱わないこと
収納用品や片付けグッズは扱いません。夜ノートは収納用品を扱っていないので、比較できません。 部屋が片付くと気分がどうなるかも書きません。書いているのは置き場所の決め方だけです。
出典
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散らかるのは「通り道で、手がふさがる場所」

部屋が散らかると言うとき、たいていは部屋全体を思い浮かべます。 けれど実際に見てみると、いつも同じ場所にものが溜まっているはずです。

溜まる場所には共通点があります。通り道の上にあって、そこで手がふさがる場所です。 帰宅してから寝るまでに通るのは、だいたい3地点しかありません。

  1. 玄関 — 外から持ってきたものを、最初に下ろす場所
  2. 座る場所 — 腰を下ろして、身につけていたものを外す場所
  3. 枕元 — 最後に立ち寄って、手に持っていたものを置く場所

部屋全体を片付けようとすると続きません。 この3か所だけを見ます。

3か所と、そこに置かれるもの

3か所に置かれるものは、見事に種類が違います。 種類が違うということは、行き先も対策も違うということです。

3か所と、置かれるものの性質(夜ノートによる整理)
場所 置かれるもの 共通する性質
玄関 鞄、鍵、郵便物、上着、傘 外から持ち込んだもの
座る場所 脱いだ服、アクセサリー、腕時計、飲みもの 身体から外したもの
枕元 本、ケーブル、コップ、メガネ 夜中と朝に使うもの

台所の流しは、この3か所には入れていません。器の話は 夜に洗い物を減らす、器の決め方にまとめています。

この表でいちばん大事なのは右の列です。 「外から来たもの」「身体から外したもの」「夜中に使うもの」は、しまう先がまったく違います。 同じ片付け方をしようとするから、うまくいきません。

玄関|仮置きを1か所だけ決める

玄関に溜まるのは、判断が要るものです。 郵便物は開けるかどうか、鞄は中身を出すかどうか、上着はかけるかしまうか。

疲れて帰ってきた時点で、この判断を全部はできません。 だから仮置きを1か所だけ作ります。

  • 鍵の置き場を1つ — ここだけは仮置きではなく、決まった定位置にします
  • 郵便物の仮置きを1つ — 箱でも皿でも構いません。1か所だけ
  • 開封は座る前にやる — 座ったあとだと、立ち上がらなくなります

仮置きが2か所以上あると、どちらに置いたか分からなくなります。 探しものが増えると、玄関まわりはさらに散らかります。

座る場所|脱いだ服の行き先がすべて

3か所のうち、いちばん手強いのがここです。 そして原因の半分は、脱いだ服です。

理由ははっきりしています。 着替える場所と座る場所が同じだと、脱いだ服はそこに残ります。 ソファの上で着替えれば、外の服はソファの上に置かれます。

打つ手は1つです。着替えを、座る前にやります。

帰宅後の順番として、着替えを先に置くという話は 帰宅後30分の整え方に書きました。 着替えを夜の区切りとして使うなら、なおさら座る前です (湯船に入らない日の、区切りのつけ方)。

そのうえで、2つだけ置き場所を決めます。

  • 明日も着る服の置き場 — 洗わずにもう一度着るものには行き先がありません。 ハンガー1本でも、かごでも構わないので1か所決めます。ここがないと、座る場所が代わりになります
  • 洗うものの行き先 — 洗濯かごまで持っていく。途中に置かない

脱いだものが毎晩ここを通るので、部屋着そのものが出しやすい場所にあるかも効きます (だらしなく見えない部屋着の条件)。 取りに行くのが面倒な場所にあると、着替えが後回しになり、結局ここに服が溜まります。

枕元|3つの枠で決める

枕元については、すでに1本書いているのでそちらに譲ります。 要点だけ書いておきます。

  • 天板を測る — 置ける面積は思っているより小さいです
  • 枠を3つだけ決める — あかり/夜中に要るもの/朝いちばんに触るもの
  • 充電ケーブルがいちばん面積を食う

詳しくはベッドサイドに置くものを3つに決めると、 スマートフォンをどうするかを決める スマートフォンの置き場所を、意志ではなく配置で決めるをご覧ください。

玄関と座る場所で止められなかったものが、最後に枕元まで来ます。 だから枕元から手をつけても、あまり片付きません。

3か所を同時にやらない

3か所あると全部やりたくなりますが、1週間に1か所にします。 同時にやると、どれも中途半端になって元に戻ります。

順番は、通る順です。

  1. 1週目:玄関 — 鍵の定位置と、郵便物の仮置きを1か所
  2. 2週目:座る場所 — 着替えを座る前にやる。明日も着る服の置き場を1か所
  3. 3週目:枕元 — 枠を3つ決める

この順番にする理由は、上流から止めたほうが下流が楽になるからです。 玄関で鞄が下りていれば、座る場所に鞄は来ません。 座る場所で着替えが済んでいれば、枕元に服は来ません。

続かないときの原因

1か月ほどで元に戻るときは、だいたい次のどれかです。

  • 仮置きが2か所以上ある — 玄関でいちばん多い原因です。1か所に戻します
  • 着替えが座ったあとになっている — 座る場所の問題の半分はこれです
  • 明日も着る服の置き場がない — 行き先のないものは、必ずどこかに残ります
  • 部屋着が遠い — 着替えが億劫になり、順番が崩れます(部屋着のカテゴリー)
  • 3か所を同時にやった — どれも中途半端になります。1週間に1か所です
  • 枕元から手をつけた — 上流が止まっていないので、また溜まります

全部やる必要はありません。 今週は玄関の鍵の定位置を1つ決める、それだけで十分です。

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