夜、部屋が散らかるのはだいたい3か所
公開:2026年10月9日 / 最終更新:2026年10月9日
夜の部屋は、全体が均一に散らかるわけではありません。 散らかる場所は3か所に絞れて、それぞれ置かれるものの種類が違います。 種類が違うので、片付け方も3通りに分かれます。
この記事について
- 何を書いた記事か
- 夜ノートが提案する段取りです。効果を測定したものではありません。 合う人と合わない人がいます。
- 扱わないこと
- 収納用品や片付けグッズは扱いません。夜ノートは収納用品を扱っていないので、比較できません。 部屋が片付くと気分がどうなるかも書きません。書いているのは置き場所の決め方だけです。
- 出典
- この記事で外部から引用した数値はありません。
- 商品リンク
- この記事に商品リンクはありません。
散らかるのは「通り道で、手がふさがる場所」
部屋が散らかると言うとき、たいていは部屋全体を思い浮かべます。 けれど実際に見てみると、いつも同じ場所にものが溜まっているはずです。
溜まる場所には共通点があります。通り道の上にあって、そこで手がふさがる場所です。 帰宅してから寝るまでに通るのは、だいたい3地点しかありません。
- 玄関 — 外から持ってきたものを、最初に下ろす場所
- 座る場所 — 腰を下ろして、身につけていたものを外す場所
- 枕元 — 最後に立ち寄って、手に持っていたものを置く場所
部屋全体を片付けようとすると続きません。 この3か所だけを見ます。
3か所と、そこに置かれるもの
3か所に置かれるものは、見事に種類が違います。 種類が違うということは、行き先も対策も違うということです。
| 場所 | 置かれるもの | 共通する性質 |
|---|---|---|
| 玄関 | 鞄、鍵、郵便物、上着、傘 | 外から持ち込んだもの |
| 座る場所 | 脱いだ服、アクセサリー、腕時計、飲みもの | 身体から外したもの |
| 枕元 | 本、ケーブル、コップ、メガネ | 夜中と朝に使うもの |
台所の流しは、この3か所には入れていません。器の話は 夜に洗い物を減らす、器の決め方にまとめています。
この表でいちばん大事なのは右の列です。 「外から来たもの」「身体から外したもの」「夜中に使うもの」は、しまう先がまったく違います。 同じ片付け方をしようとするから、うまくいきません。
玄関|仮置きを1か所だけ決める
玄関に溜まるのは、判断が要るものです。 郵便物は開けるかどうか、鞄は中身を出すかどうか、上着はかけるかしまうか。
疲れて帰ってきた時点で、この判断を全部はできません。 だから仮置きを1か所だけ作ります。
- 鍵の置き場を1つ — ここだけは仮置きではなく、決まった定位置にします
- 郵便物の仮置きを1つ — 箱でも皿でも構いません。1か所だけ
- 開封は座る前にやる — 座ったあとだと、立ち上がらなくなります
仮置きが2か所以上あると、どちらに置いたか分からなくなります。 探しものが増えると、玄関まわりはさらに散らかります。
座る場所|脱いだ服の行き先がすべて
3か所のうち、いちばん手強いのがここです。 そして原因の半分は、脱いだ服です。
理由ははっきりしています。 着替える場所と座る場所が同じだと、脱いだ服はそこに残ります。 ソファの上で着替えれば、外の服はソファの上に置かれます。
打つ手は1つです。着替えを、座る前にやります。
帰宅後の順番として、着替えを先に置くという話は 帰宅後30分の整え方に書きました。 着替えを夜の区切りとして使うなら、なおさら座る前です (湯船に入らない日の、区切りのつけ方)。
そのうえで、2つだけ置き場所を決めます。
- 明日も着る服の置き場 — 洗わずにもう一度着るものには行き先がありません。 ハンガー1本でも、かごでも構わないので1か所決めます。ここがないと、座る場所が代わりになります
- 洗うものの行き先 — 洗濯かごまで持っていく。途中に置かない
脱いだものが毎晩ここを通るので、部屋着そのものが出しやすい場所にあるかも効きます (だらしなく見えない部屋着の条件)。 取りに行くのが面倒な場所にあると、着替えが後回しになり、結局ここに服が溜まります。
枕元|3つの枠で決める
枕元については、すでに1本書いているのでそちらに譲ります。 要点だけ書いておきます。
- 天板を測る — 置ける面積は思っているより小さいです
- 枠を3つだけ決める — あかり/夜中に要るもの/朝いちばんに触るもの
- 充電ケーブルがいちばん面積を食う
詳しくはベッドサイドに置くものを3つに決めると、 スマートフォンをどうするかを決める スマートフォンの置き場所を、意志ではなく配置で決めるをご覧ください。
玄関と座る場所で止められなかったものが、最後に枕元まで来ます。 だから枕元から手をつけても、あまり片付きません。
3か所を同時にやらない
3か所あると全部やりたくなりますが、1週間に1か所にします。 同時にやると、どれも中途半端になって元に戻ります。
順番は、通る順です。
- 1週目:玄関 — 鍵の定位置と、郵便物の仮置きを1か所
- 2週目:座る場所 — 着替えを座る前にやる。明日も着る服の置き場を1か所
- 3週目:枕元 — 枠を3つ決める
この順番にする理由は、上流から止めたほうが下流が楽になるからです。 玄関で鞄が下りていれば、座る場所に鞄は来ません。 座る場所で着替えが済んでいれば、枕元に服は来ません。
続かないときの原因
1か月ほどで元に戻るときは、だいたい次のどれかです。
- 仮置きが2か所以上ある — 玄関でいちばん多い原因です。1か所に戻します
- 着替えが座ったあとになっている — 座る場所の問題の半分はこれです
- 明日も着る服の置き場がない — 行き先のないものは、必ずどこかに残ります
- 部屋着が遠い — 着替えが億劫になり、順番が崩れます(部屋着のカテゴリー)
- 3か所を同時にやった — どれも中途半端になります。1週間に1か所です
- 枕元から手をつけた — 上流が止まっていないので、また溜まります
全部やる必要はありません。 今週は玄関の鍵の定位置を1つ決める、それだけで十分です。
次に読む
- 帰宅後30分の整え方(着替えを座る前に置く順番)
- ベッドサイドに置くものを3つに決める(枕元の詳しいやり方)
- 夜に洗い物を減らす、器の決め方(台所はこちら)
- だらしなく見えない部屋着の条件
この記事は段取りの提案で、効果を測定したものではありません。 収納用品の比較は行っていません。 この記事に商品リンクはありません。 当サイト全体としては広告・アフィリエイトリンクを掲載しています。